娘、馬渕辞めるってよ
少し前の話を書く。
例に漏れずウチの娘も小学校の高学年からの馬淵通い。
しかし中1の頭で辞めてしまった。
大阪もしくは関西圏在住の方はご存知だろうが、
来る日も来る日もこれでもかと朝刊に入ってくる大量の馬渕のチラシ。
「奥さん、お子さんを文理学科に入れたいんなら馬渕以外の選択肢はないんでっせ!」
的な脅しの文言が散りばめられている。
このチラシ攻撃を受けて馬渕に入らずにいられる親御さんってよほど胆力のある方だと思う。
さて本題の塾を辞めた理由。それは娘が行くのをイヤがったから。
理由を問うと、
「一方的に大量に与えられた課題をこなすのに疲れた。
自分で計画を立てて自分のペースでやりたいし遊ぶ時間も欲しい」
最初は中1で早くもドロップアウトか?と焦った。
が、もう中学生だしむしろ自主性のある子に育つのではと考え直し、
菓子折り持って馬渕にお礼の挨拶に行った。
辞めた結果娘の成績がどうなったかという話は追って書きたいと思う。
志望校を絞る際のポイント
文理学科10校の中から最終的にどの学校を選ぶか。
今の時代、単純に偏差値の高い順に選べば良いという感じでは無さそう。
特にこの10校、WEB上の情報だけでも校風とか体質にかなりの違いが見られる。
わが家では主なポイントは下記の2点になりそう。
●校風が自分に合っているか
体育会気質だったり、髪型や私服が自由過ぎたり、びっくりするほどの違いがある。
親も子もすぐに出来ることは高校のWebサイトを確認し、
校風や校舎、カリキュラムやコース、進学や就職の実績を見ること。
授業や部活、行事など、学校生活、制服(私服)の写真なども載っている。
受験希望の中学生に向けのページには説明会などの情報もある。
●通学時間
これはGoogleマップなどで簡単に調べられる。
部活に入ったり勉強時間の確保という意味でもよく考えたほうが良さそう。
30分で通えるところと1時間以上かかるところでは
チリも積もればで3年間でかなりの差が付く。
ただし、電車の中で読書とかスマホ勉強が集中して出来る子なら問題無いのだろうが。
中2の時間があるうちに実際に行ってみることもアリかな。
文理学科合格者は英検2級が標準装備されている
大阪の上位高校を狙う上で避けて通れないのが英検。
大阪に転勤してくるまで知らなかったのだが、
英検を取得しておくと高校受験の際に有利になる。
(府民にとっては常識なのかも)
優遇内容はこんな感じ。
大阪府の公立高校入試では、英検2級を持っていたら80%、英検準1級を持っていたら100%、英語テストの得点を保証してもらえる。
万が一当日体調が悪くても英検2級を持っていたら80%の72点、英検準1級を持っていたら100%の90点が得点となる。
しかも英検級の合格には有効期限が無いので小1で取得しても良いのだ。
北野高校などの超難関校では、受験者の94%が2級以上を持っている状況(2022年度調べ)なので超難関高校を目指すならば2級取得はほぼ必須。
なんなら準1級を目指す必要があるのでは?と思ってしまう。