大阪 文理学科 高校受験ブログ

馬渕を辞めた中2の娘の塾なし高校受験記録 〜2025年の高校受験まであと14ヶ月〜

北野高校の強烈な体育についてご意見求む

大阪では偏差値的にナンバーワンと言われている北野高校。
偏差値が第一優先では無いものの、文理学科を目指す受験生なら
視野に入れている高校の一つ。

中2になって2回目の三者懇談で担任から「北野考えてる?」
と話しを振られたので娘は現段階で手の届く位置にいるのだと思う。

私は自慢ブログが好きでは無いので最初に断っておきたいのだが、
客観的に見て娘はズバ抜けて頭が切れる感じの子ではない。
ただし問題行動を起こすこともなくテストでまんべんなく点を稼ぐのは
得意なタイプなので、今の日本における評価システムが
とても合っているのだと思う。
(私はこのまんべんなくが評価されるシステムはどうかと思っているひとり。
これについては追って機会があれば書きたい)


さてここからが本題。
私は大阪出身では無いので受験に関しては情報弱者の部類。
各高校の情報について調べ始めてからまだ1ヶ月程度だが、
北野高校の口コミをネットでざっと調べると水泳、持久走、二重跳びなど
かなり高い基準の難題が多数あり体育が異常に厳しいことが分かった。

娘は楽しく体を動かすことは好きだが、体力勝負の持久力系の種目が大嫌い。
イマドキそんな軍隊のようなシステムが残っている学校があることに
正直ビックリヽ(ll゚д゚)ノなのだが、
この苦行に耐えてまで行く価値のある学校なのか
ぜひコメント欄にみなさまのご意見をお願いします🙏

※それはもう価値観の問題、というバッサリなご意見はご遠慮願いたいです、、、

Z会 テキストコースが終了するみたい 〜避けられないデジタル化の波〜

Z会情報。
中学生のテキストコースは本年度=2024年度で終了とのこと。

Z会の公式サイトに掲載があるのでそのまま掲載しておく。

中学生テキストコースのご提供は2024年度で終了します。2025年度からは中学生向けコースを再編し、タブレット端末上で、書いて学ぶことで学力の伸びを実感し、ハイレベルな記述式の演習、都道府県別の入試対策をより効果的・効率的に学ぶ学習体験を提供する予定です。
2025年度以降の詳しいコースの内容は2024年秋以降に順次ご案内いたします。

やはりデジタル化の波は避けられないよう。学校でも普通に使ってるしね。
なるべく早いうちから子どもにタブレット慣れさせておくのは必須のようだ。

iPhoneと英検

わが家では小6ですでに安〜いAndroidスマホは買い与えていた。
英語系のアプリを入れたら英検の勉強に役立つと思ったし、
デジタル使いこなせないといけない時代だとも思った。
ちゃんと自分で使う時間の管理してね、とも言い聞かせた。


ただ人間の欲望とは果てしが無いもので、買って一年もしないうちから
iPhoneがいいんだけど」とのたまうようになる。
「友達はみんなiPhone。イマドキAndroidなんてダサい」んだそうだ。

私のこのときの心の声。
「自分で1円も稼いでもないのに最低でも7万円近くするスマホ
タダで手に入ると思うなよ。。。」

で、娘に出した条件が「英検2級受かったら買う。ただし機種はSE。」
塾代かかってないし、これでホントに2級受かってくれたら
娘は2級の資格とiPhoneが同時に手に入る。
それって最高じゃん!(←ハチワレ風に)

以後、娘は2級取得に向けて本腰を入れて取り組むようになり、
中2でめでたく合格することが出来た。

馬渕とZ会 年間費用を比較してみる

中2で5教科受講した場合の年間費用。

●馬渕教室 年間で60万円超え
Z会   年間でおよそ12万円(最初だけ別途タブレット代65000円が必要)

Z会は馬渕のおよそ1/5ですね。。

 

 

明細は下記の通り

馬渕に通うとなると5教科での月額がおよそ35000円。
35000円×12ヶ月=42万円これにテキスト代やら夏期講習、
冬期講習やらの上乗せがあり、トータルすると年間で60万円を超える。

Z会タブレットコースを受講すると5教科での月額およそ1万円。
1万円×12ヶ月=12万円。

Z会タブレットコースを始めるには初期投資に約65000円(iPadとペンシルの合計)が
必要だが、iPadは今後何年も学習に役立てることが出来る。

ちなみに私が7年前に購入した第五世代のiPadは今でもバリバリ現役。

参考までに今このブログを書いている2024年1月時点で
いちばん安いiPadは第9世代の49800円税込
アップルペンシル14880円税込なので合計金額は64680円となる。

私が塾無し高校受験ブログを書く理由

現在中2の娘は中1で早々と塾をリタイヤした。
塾の管理下で息苦しく勉強するのが合わないようだ。
娘は自主的に勉強するとは言っているものの、
親としては大丈夫なんだろうか?という懸念が払拭できなかった。

毎日のようにポストに投函される塾の広告。
「文理学科の合格者の8割、9割が馬渕生!」の文字が踊っている。

これを見て不安にならない親はいないと思う。


しかし娘が自主的に勉強にとり組む姿を見て
私の考えも変化して来た。

塾のレールに乗っかって塾の管理下で合格した生徒と
塾無しの自主的な勉強で合格した生徒、
もし私が人事部ならどちらの子を採用したいだろうか。
答えは明白である。
(理不尽なことを理不尽とも思わずやってくれる人員を欲しがる企業は除く)

高校、大学、就職と進むにつれ自分の頭で考えることの大切さが
問われる機会は
ますます増えてくると思われる。

高みを目指したい子の中にも経済的、地域的、性格的理由で
塾に行けない子は大阪だけでなく全国にもたくさんいる。
でも最初から高い目標を持つことを諦めて欲しくない。

娘の奮闘記が少しでも塾無し受験組の励みになってくれればという思いが
ブログを書く私のモチベーションになっている。

馬渕を辞めた後の成績に変化はあったのか

娘は自らの意思で馬渕を辞め
Z会を中心にした「塾なし学習」にシフトした。

もう中学生なので勉強のやり方に口出しはせず
本人のやりたいようにさせている。

結果、塾を辞めて1年以上経つが
テストや学校の成績に変化は無かった。

むしろ遊ぶ時間や自由な時間を確保するために
自分で勉強のスケジュールを立てられるようになった。
毎日塾の宿題が多過ぎて不平不満を言っていたのがウソのよう。
結果オーライだが塾を辞めたことは
ウチの娘の性分には合っていたようでとりあえずはホッとしている。

塾なし選択。親も気持ちを切り替える。

馬渕を辞める娘の選択が正しいのか今は分からないが、
もし塾無しで娘の目標である文理学科に進学出来れば
後進の塾無し受験生にちょっとした希望を与えることが出来るのでは?
それは親が受験ブログを書くモチベーションにもなるんでは?

文理学科は当面の目標ではあるが人生のゴールでは無い。
希望が叶わずとも塾が敷いたレールに乗らずに試行錯誤する経験は
決してムダでは無いと思う。
と、自分に言い聞かせて心の平穏を保つ。。。